【ナポレオン・ボナパルトとシャンパーニュ】
目次
【Napoléon×Champagne】
(プライベートレッスンより)
概要
有名なフランス皇帝ナポレオン・ボナパルト。
歴史に詳しい方もそうでない方も、名前は知っている!という方が多いのではないでしょうか?
ナポレオンは、フランス革命後の不安定なフランスに彗星のごとく現れ、フランに莫大な国益をもたらしました。
今でも、理想のリーダーなんて呼ばれて、彼の言動は様々分野の方から研究され続けていますね。
実は、そんな有名な彼も、心からシャンパーニュを愛した人物として知られています。
そしてまた、
シャンパーニュの魅力を世界に広める大きな役割を果たしました。
ナポレオンとシャンパーニュ
1.愛好家
2.名言
3.世界へのマーケティング
4. 専用の樽
1.愛好家
これはそのままですね。
ナポレオンは、かなりのシャンパーニュ愛好家で、遠征にもいつも一緒に持って行ったと言われています。
それだけでなく、出征前にはシャンパーニュメゾンを自ら訪れ、士気を高めていたとか…。
今とは違い、パリから日帰りなんて絶対無理なシャンパーニュ。
メゾンは、顧客ナポレオンのためのハウスまで用意して、彼を迎えていました。
ランスってどこ?
という方は以下をご覧ください。↓↓↓↓
2.名言
世界屈指のリーダー、ナポレオンは数々の名言を残していますが、
実は、
その中にシャンパーニュにまつわるものもあります。
ナポレオン・ボナパルトの名言
「シャンパーニュは戦いに勝った時こそ飲む価値があり、負けた時には飲む必要がある。」
In victory, you deserve champagne, in defeat, you need it.
私にとっても、
勝った時も負けた時も、
楽しい時も悲しい時も、
誰かと一緒の時も一人の時も、
もう、なくてはならない飲み物ですね。
3.世界へのマーケティング
ナポレオンは、いつも遠征にシャンパーニュを連れて行っていました。
また、戦地まで、シャンパーニュメゾンにシャンパーニュを届けさせたりもしていました。
彼の勢力拡大と共に、シャンパーニュもその名や魅力を世界に拡大することになります。
そして、特筆すべきはナポレオンが負けた後のことでしょうか…。
シャンパーニュは搾取の対象となり、多くのメゾンでありったけのシャンパーニュが敵に奪われることになります。
でも、この時、シャンパーニュ関係者たちはこれを好機と捉えました。
なぜなら、シャンパーニュの魅力を知った人々は、必ずシャンパーニュの虜になり、将来の良いお客様となってくれるだけではなく、国外に宣伝もしてくれるだろう…と。
見事彼らの読みは当たり、その後ヨーロッパ中の国王が顧客として名を連ねるようになりました。
こうして、それまで年間30万本ほどだったシャンパーニュは、たった50年で2000万本までに成長することになります。
4.専用の樽
実は、ナポレオンと世界で最も親しまれているシャンパーニュ、モエ・エ・シャンドンの3代目のジャン・レミー・モエは将校時代からの旧知の中でした。
そう、ナポレオン・ボナパルトが出征前に士気を高めるために、毎回訪れていたのは、エペルネのモエ・エ・シャンドンのメゾン。
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モエ・エ・シャンドンでは、当時ナポレオン専用の樽があり、それは今でも大切に保管されています。
そして、
現在世界中で親しまれているモエ・アンペリアルは、
モエ・エ・シャンドンをこよなく愛した皇帝ナポレオン生誕100年を記念して、
1869年に誕生したキュヴェなのです!
アンぺリアル=皇帝
2019年、世界中の愛好家から愛されるこのシャンパーニュは、
めでたく150年アニバーサリーを迎えました🎉
まとめ
1.愛好家
2.名言
3.世界へのマーケティング
4. 専用の樽
*このメールレッスンは全文が著作権法によって保護されています。
心理士からの”心”に効くポイント✨
負けた時、
マイナスの時、
落ち込んだ時、
逆境の時、
発想の転換ができるかどうか…。
もともと厳しい土地であったシャンパーニュには、
逆転の発想で豊かになってきた歴史が数多くあります。
それは、私たちの生きるヒントにもなるし、
そこには、人生をより豊かにしていく知恵がたくさん詰まっていると思います。
全てのシャンパーニュラヴァーの皆様が、シャンパーニュから、そんな沢山のパワーを受け取って、今よりもっと豊かになって欲しいと、
私は心から願っています。
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