3通目「正しく説明できるとモテるかも?!」
今日は、超基礎知識ですが、
スパークリングワインとシャンパーニュの違い
について。
今さら聞けない、
とか
そんなの常識だよ、
とか色々な声が聞こえてきそうですが、実際に質問がとても多いのは事実なのです。
なので、簡単に説明しておきますね。
「シャンパーニュ」は「スパークリングワイン」のうちの一つのカテゴリーです。
スパークリングワインは、一般には3気圧以上のガス圧を持った発泡性ワインの総称です。(3気圧以下のものセミスパークリングワインといいます。)
その中で、シャンパーニュは、フランスのワインの法律に規定された条件を満たしたもののみ名乗ることが出来る名称です。
・フランス、シャンパーニュ地方で生産されたものに限る
・ブドウ品種
・栽培
・気圧(5気圧以上)
・製法
……
条件はいくつかの項目がありますが、難しいことは忘れていただいて、今日は一番上だけおさえていただければ十分です。
シャンパーニュはフランス、シャンパーニュ地方産のものしか存在しません。名乗れません。
そう、時々耳にするアメリカ産のシャンパーニュ、日本産のシャンパーニュ、そんなものは存在しないのです!
法律で許されておりません。
私たちがラップのことを、ついサランラップ(特定商標)と呼んでしまったり、
絆創膏のことを、ついバンドエイド(特定商標)と呼んでしまうのと似た状況ですね。
とはいえ、シャンパーニュではないスパークリングワインを「シャンパン♪」と言って楽しんでいるグループに、いちいち「それはシャンパーニュではないよ」なんて伝えて、楽しんでいるみんなをしらけさせる必要はありません。
このメールレッスンでは、これから何度も出てきますが、
相手を思いやる心こそが、「美しさ」なのだと考えます。
ここでは私は事実をお伝えしていますが、お相手に伝えるときは、まずは信頼関係を大切にして、ご自身で言葉を選んでいただければ幸いです。
このメールレッスンにたどり着かれたほどの、意識の高い皆様なら、きっと既に簡単にできていることですね!
次回は、ブドウについてお話ししましょう。
お楽しみに♪
今日もあなたにとって、素敵な1日になりますように。