【愛する人にミュゲを=フランスの5月1日~初めてのシャンパーニュVISIT⑩・季節行事編】
目次
【幸運を呼ぶすずらん(muguetミュゲ)を贈る日】
5月
5月!!
皆様のいらっしゃる場所は、今どんな季節でしょうか?
フランス、シャンパーニュ地方は、本当に美しい季節。
菜の花の黄色と新緑のコントラストが美しく、 さわやかな風も肌に心地よく、
初夏の香りも感じられます。
フランス語で5月を、Maiといいます。
フランスには、5月の始まりの1日に、あるものを愛する人に贈るという習慣があります。
それは、春のシンボルであり、遥か昔から幸せを呼ぶものと考えられていました。
そして、
贈られた人には幸運が訪れるという縁起もの
です。
今日は、知るとちょっと心豊かになれる
5月のフランスの愛すべき、
そして思いやりに溢れた文化をお届けしようと思います。
フランスの5月1日
フランスには、5月1日にすずらん(muguetミュゲ)を愛する人やお世話になっている人々に贈るという習慣があります。
鈴なりの花がつくこの植物は、春のシンボルであり、遥か昔から幸せを呼ぶものと考えられていました。
そして、すずらんを贈られた人には幸運が訪れるという縁起ものでもあります。
フランス語ですずらんのことをミュゲ(muguet)ということから、5月1日は
「ミュゲの日」
ともいわれます。
また、「愛の日」ともいわれます。
この日は、フランス中がすずらんの香りに包まれます。
愛する人にミュゲを…
愛の国フランスで始まった、この美しい風習。
日本でも広がれば素敵だな、といつも思っていました。
それが、少しずつ日本にも入ってきているようです!
皆様の中にも、5月1日にすずらんを贈られたことがある方がいらっしゃるかもしれませんね。
すずらんの花言葉は、
「幸運を呼ぶ」、「純水」、「やさしさ」、「愛らしさ」、「謙遜」
など、かわいらしく清楚なすずらんのイメージそのままです。
それでは、この愛すべき風習は、いつから始まったのでしょうか?
ここには、フランスならではの素敵な歴史があります。
いつからすずらんが送られるようになったの?
愛する人やパートナーに花束を送るようになったのは1500年代と言われます。
「すずらん」は幸せをもたらす花 として、5月1日に王様に献上されました。
当時の王様、シャルル9世が、大変お気に召し、
その幸せをみんなに「おすそ分け」したのだそうです。
その名残りが今でも残っているのでしょう。
王様はまず、宮廷の女性たちに毎年すずらんを送ることにしました。
それから、すずらんは恋人たちの出会いの象徴になり、すずらん舞踏会が開かれるようになりました。
舞踏会のドレスコードは、
女性:白いドレス
男性:ボタン穴にすずらんを付ける
だったそうです。
フランスらしい、ですね。
そして、一般の人々の中でもすずらんを贈る風習が定着したのは、19世末頃からだと言われています。
すずらんの香りでいっぱい!
現在、5月1日のフランスはすずらんの香りでいっぱい!
フランスでは、5月1日のみ、誰でもすずらんを売ってよい、という独自の法律があり、それはもう至る所で、すずらんが売られます。
すずらんはとても香り高く、バラ、ジャスミン、と並び三大フローラルノートと呼ばれるくらいです。
沢山のすずらんの香水が出ていることでも、その香りに親しみ深い方も多いと思います。
込められた愛や思いやり、そして美しい香り、
贈った方も贈られた方も幸せになれる、そんな素敵な文化です。
最後に…
幸せの輪を広げたい。
幸せを感じた時に、そばにいる誰かに「おすそ分け」して、
またその誰かが愛する人に届けて、
そうして、幸せの波動が広がっていけば素敵だな、
そして、
シャンパーニュを通してもっともっと笑顔の輪を広げていきたい、
私は5月1日ににすずらんを頂くたびに改めてそう思います。
どうかこの記事を読んでくださっている皆様にも、
シャンパーニュによって沢山の幸運が訪れますように✨
それでは、
シャンパーニュと一緒に素敵な5月をお過ごしください。
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