【ぶどうの花】
目次
【ぶどうの花、見たことがありますか?】
ぶどうの花の開花!
ぶどうの花が咲き始めました!!
ぶどうの花は、私が2番目に好きなお花です。
皆様はぶどうの花をご覧になったことがありますか?
また、
ぶどうの花、と聞いてどんな花を想像するでしょうか?
先日、世界ブドウ生育会議の後、早速オンラインレッスンでお客様たちにご紹介したところ、
ぶどうの花を見たことがないです!
という方がとても多かったので、
今日は知るとちょっと心豊かになれる、
ぶどうの花についてお話ししようと思います。
ぶどうの花はとても可憐ですが、実は、花言葉はとても妖艶だったりします。
もっとも、
ワイン好きの皆様には、納得かもしれませんね。
ぶどうの花はどんな花?
ぶどうの花は、先ほど申しあげたとおり、とても可憐です。
まず、花弁がありません。
花弁とは、つまり「花びら」のことで、ぶどうの花には花びらがないということです。
ぶどうの小さなつぼみ(直径2-3mmほど)が、基の方から帽子を脱ぐようにはがれ、
中から5本のおしべとめしべが現れます。
これが、ぶどうの開花です。
初めてみた時、
なんて奥ゆかしい花なのだろう…
と、思ったものです。
ぶどうの花言葉
さて、こんなに可憐で奥ゆかしいぶどうの花ですが、
花言葉は…というと…、
「陶酔」
「忘却」
「人間愛」
「酔いと狂気」
「思いやり」
「慈善」
です。
ちなみに西洋における花言葉は、
「intoxication(陶酔)」/Vine(ブドウの木)
「charity(思いやり、慈善)」/Wild(野生ブドウ)
です。
それでは、この名前や花言葉はどこから来たのでしょうか?
また、
私たちはぶどうの花を、いつ、どこで見られるのでしょうか?
ぶどうの名前、花言葉の由来
ぶどうの学名を、Vitis(ビティス)といいます。
Vitis(ビティス)は、ラテン語の 「vita(生命)」が 語源といわれています。
詳しくは、
Vitis labrusca(ぶどう:アメリカ系)
Vitis vinifera (ぶどう:ヨーロッパ系)
ですが、
とくにヨーロッパ系のvinifera には、葡萄酒を生じる、という意味が含まれています。
花言葉の
「陶酔」、「忘却」、「酔いと狂気」は、
ぶどうがワインの原料になることから生まれました。
そして、
「慈善」、「人間愛」、「思いやり」は、
ワインがキリスト教では血の象徴として扱われていること、また、野生のブドウがただで食べられることに由来している、という説があります。
やはりワイン🍷に関係しているのですね。
歴史については、また改めてお話ししましょう。
現在、ぶどう=生食用がほとんどを占める日本でも、
ワインはとても親しみ深い飲み物になりました。
私たちは今、日本に居ながら世界中のワインが楽しめるという、素晴らしい時代を生きています。
ぶどうの花は、いつ、どこで見られる?
もちろん、年、地域、ブドウ品種によって全く異なります。
ただ、細かいことは置いておいて、ぶどうの花が見てみたい!というのであれば、一度日本でご覧になることをお勧めします。
今年、2020年の話をすると、
国内のワイナリーさん、ぶどう農家さんからの開花の報告は、先週から多く届いております。
また、
シャンパーニュのワイナリーからの開花報告は、数日前から始まっています。
薔薇が満開、そしてぶどうの花が咲き始めるこの時期のヴィンヤードのエネルギーは果てしなく、
私は毎年パワーをもらっています。
自粛生活を強いられる今年は難しいですが、
来年は、皆様とリアルで共有できますことを楽しみにしています。
最後に…
ぶどうの花の香り
最後に、ぶどうの花の香りについて少しふれておきましょう。
ぶどうの花の香りは、
その姿と同じく、奥ゆかしく、優しいです。
でも、
その奥にはかすかに甘く、
既に人を惹きつけて離さない魅力があります。
どうかこの記事を読んでくださっている皆様が、
こんな時だからこそ、
シャンパーニュから、沢山のパワーを受け取って下さいますように✨
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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