【一時間多く眠れる日=フランスのサマータイム~初めてのシャンパーニュVISIT⑥・季節行事編】
目次
【フランスのサマータイムについて】
シャンパーニュでは、年に一度、
”一時間多く眠れる日”
があります。
前日、
たとえ少し夜更かししてしまっても、
いつもより飲みすぎてしまっても、
その日だけは、一時間寝坊してもOKなのです。
いつ?
この特別な日は、毎年10月最終週の日曜日と決められています。
誰もが眠る前に、時計の針を一時間戻して眠りにつけばよいのです。
*スマートフォンやパソコンなどは自動で戻ります。
フランスでは、毎年10月最終週の日曜日、
深夜3時になった瞬間に深夜2時へと時計の針が戻ります。
何を意味するの?
これは、何を意味するかというと、
現在、EU全加盟国が導入しているサマータイム(夏時間)の終了を意味します。
サマータイムとは?
フランスを含むヨーロッパ全域では、夏の太陽を有効活用するために、サマータイム(夏時間)を導入しています。
サマータイムの期間中、通常の時間よりも一時間前進め、
サマータイムが終わると一時間遅らせ、元に戻します。
この間、通常は8時間の時差があるフランスと日本ですが、時差7時間となります。
*時差が切り替わる時期=3月最終週の日曜、10月最終週の日曜
3月最終週の日曜日(深夜2時になった瞬間に深夜3時へ)、時計の針を一時間進め、10月最終週の日曜日(深夜3時になった瞬間に深夜2時へ)、時計の針を一時間元に戻します。
メリット、デメリット、将来のお話
実はこのサマータイム、将来的に廃止される方向で動いています。
このニュースが飛び込んできたのは、2018年9月。
理由は、
メリット
・省エネ
・経済効果
デメリット
・時差調整による健康面(心身ともに)での負担
・デジタル調整による損失
・思ったより省エネ効果が少ない
・交通事故、混乱が多い
などとされていますが、
インターネットによる投票によると、84%の人がサマータイムに反対だと答えたことも大きいようです。
勝手にスマホ時計が変更になるので、気づかなかった!
なんて言う強者もいれば、
1時間の時差でも、年に2回時差ボケを体感しており、体がつらい。
とメリットよりもデメリットが多いと答えている人が多いです。
現在、廃止決定は2021年以降に先送りすることでまとまっています。
心理士からの”心”に効くポイント✨
今夜は一時間余計に眠れる!
ラッキー!!
と思うか、
また暗くて寒くて雨の多い冬がやってくる…。
と思うかは人それぞれです。
どちらにせよ、もうしばらくサマータイム制度は続きます。
サマータイムについてはいろいろな意見がありますが、
その中で生きていかなければならないうちは、
楽しんだ方がずっと良い❕
と、私は思います。
ただ、
時差調整が苦手な方、時差ぼけになりやすい人は実際にいらっしゃいます。
不安な方は、時差が切り替わる時期を避けて旅行計画を立てましょう。
最後に、
この時期にご旅行をお考えの皆様、
約束の時間や電車の時間に十分注意してくださいね。
それではBon voyage✈️
どうか素敵な、シャンパーニュの旅になりますように✨
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