57通目「知られざる薔薇」
今日は
Cote de コート・デ・バール地区
のおまけ。
この地域ではピノ・ノワールが主体だとお伝えしました。
もちろん、モンターニュ・ド・ランスとはかなり性格の違うピノ・ノワールです。
実は、この地域で優れたピノ・ノワールが取れると最初に印象づけたのは、シャンパーニュではなく、
ロゼ・デ・リセでした。
シャンパーニュの中では唯一村名の入ったA.O.P.でピノ・ノワールからロゼワインが造られています。
フランス3大ロゼの1つに数えられていますが、値段がロゼの中では高価なため、日本での知名度は低くあまり発売もされていません。
ただ、現地に行くと素晴らしいものに出会えますし、品質は間違いなく向上しています。
ロゼ・デ・リセとは、レ・リセで造られるスティルのロゼワインを指します。
すべて、ピノ・ノワール100%で造られます。
日本でお目にかかることはあまりないので、
このレッスンでは、頭の片隅に残していただければ大丈夫です。
万が一、お気に入りのロゼ・デ・リセに巡り合ったときは、是非私にも教えて下さいね。
今日もあなたにとって、素敵な一日になりますように。