43通目「ブランドの問題?」
ROSE(ロゼ)
華やかなピンク色が心を高揚させ、何よりもロマンチックですよね。
一度心をつかまれると、なかなか抜け出せない世界だったりもします。
でも、
高くてちょっと…
という声を沢山頂いたので、少し触れておきましょう。
高価な理由ですが、
まず、造るのが難しい
ことが挙げられます。
特にセニエ法といわれる生産方法では、
製造工程の途中で色が抜けてしまう、変色してしまうという
リスクがあります。
アッサンブラージュ方式でも、
調合がロゼの方が難しいと語る造り手が多いです。
また熟成期間も少し長めにとるメゾンが多いですね。
つまり、
手間も時間もリスクもかかる、
ということで必然的に高価になります。
ただし、高価になるのは理解できますが、
比較した時、高過ぎるロゼが存在するのも事実です。
それはやはり、
希少価値とブランド戦略。
そこは否定できません。
それでも、
分かっていても時々飲みたくなるロゼ。
個人的には、熟成したロゼが大好きです。
(私は個人的に大好きで、ロゼの熟成研究をしているくらいです。
でも、正直、素晴らしいロゼ見つけるのは、とても難易度が高いかもしれません。
でも、だからこそ面白い分野なのだと思っています。
ロゼについては話すと非常に長くなるのでこのクラスでは割愛します。
ご興味のある方は、いつか、マスタークラスかシャンパーニュサロンでご一緒しましょう。)
あなたのお気に入りのロゼが見つかったら、是非私にも教えて下さいね。
それでは、今日もあなたにとって、素敵な一日になりますように。