24通目「シャンパンタワー」
今日からは、
魔法を連れて来てくれる
グラスについて、具体的にみていきましょう。
初日の今日は、まず、
第一世代
= クープ型。
現在は見かけることが少なくなりましたが、シャンパンタワーで使用される、口径が広く、縦に短いあのグラスです。
クープ型は、シャンパーニュグラスの中では、第一世代に当たります。
発泡性のワインとしてシャンパーニュが誕生した17世紀は、甘口のスタイルであり、パンやビスキュイ、固いケーキなどを浸して食べていました。
そこで、食器のように使えるクープ型が広まったという説があります。
現在あまり使われない理由としては、
シャンパーニュを注いだ時にシャンパーニュが空気に触れる面積が広いので、炭酸が抜けやすく、味や香りを逃しやすいからです。
しかし、見た目も華やかですし、炭酸が苦手という方にもシャンパーニュを楽しんで頂くことが出来るので、好みに合わせてクープ型を選ぶのも
全く問題ありません。
シャンパーニュを楽しむためのオプションは、たくさんあって良いと思います。
次回は、ちょっとおまけのお話。
お楽しみに♪
それでは、今日もあなたにとって素敵な一日になりますように。