【Larmandier Bernier(ラルマンディエ・ベルニエ)】
目次
【ラルマンディエ・ベルニエ】
概要
1971創業。
フランス革命時代から続くワイン造りの家系ラルマンディエ家とベルニエ家。
1971年フィリップ・ラルマンディエとエリザベス・ベルニエの婚姻によりラルマンディエ‐ベルニエがスタート。
1982年、フィリップが亡くなり、エリザベスが女手一つでドメーヌを切り盛りし、1988年に彼らの息子ピエールがドメーヌに入る。現当主、ピエールは1992年から除草剤の使用を止め、1999年からは葡萄栽培にビオディナミの手法を導入。
自社畑 約15ha(プルミエ・クリュは「ヴェルテュ」、グラン・クリュは「クラマン」「シュイイ」「オジェ」「アヴィーズ」)
シャルドネが88%、ピノ・ノワール(ヴェルテュ)12%、平均樹齢は35年。
収穫後、ペニュマティックプレス(ブッファー方:風船型)で絞汁され、19度の温度管理のもと、畑毎にステンレスタンク、エングタンク、バリック、フードル(8,000lの大樽)に分けて天然酵母を使い発酵(Al発酵もMLFも自然発生的に始まる)。澱と共に冬を越し、5月にボトリング。瓶熟成は3年~8年。
デゴルジュマンは手作業で行われ、ドザージュは5g以下と控えめ。
ルミアージュは全てジロパレットを使用。
リザーヴワインはオークのフードル樽かバリック樽で貯蔵される。
年間 約8000ケース。
「たとえ苦労があっても、喜びに満ちたワイン造りの道を選ぶ。」byピエール。
C.Vertu RM 19 Avenue du Général de Gaulle, 51130 Vertus +33 3 26 52 13 24
champagne@larmandier.fr
Cuvee
Latitude 1er Cru
Ch100
”Latitude(ラティテュード)”はフランス語で”緯度”を意味し、ヴェルテュ村の南向き斜面に点在する自社畑のシャルドネ種のみで造られるブラン・ド・ブラン。緯度線上にある畑のブドウを使用している事からこの名が付けられている。
古くよりピノ・ノワールが植えられていた土地にピエール・ラルマンディエは、シャルドネを植樹。その独特でありながら恵まれた土壌からピエールが求める純粋で個性的なシャンパーニュが生み出される。
↓に比べてやや重厚な「ラティテュード(緯度)」といわれる。
Longitude 1er Cru
Ch100
現当主ピエール夫人のソフィーはアヴィーズの出身で結婚時にアヴィーズの畑を持参。このキュヴェはアヴィーズ、クラマン、オジェ、ヴェルテュに所有する自社畑で栽培されたシャルドネ種から造られている。畑が南北に連なる位置を経度(ロンジェテュード)と表現し、品名とした。
Terre de Vertus
Ch100
ドザージュ 0
ヴェルテの中でも斜面中腹にある最高区画から収穫したしたシャルドネのみで醸されるブラン・ド・ブラン。
*当主ピエールは自らのシャンパンをワインと呼び、泡はワインを美しく飾る、女性のネックレスやブレスレットのようなものと語ります。泡が消えてからのワインの味わいこそ重要であり、それを実感させられるのがこのテール・ド・ヴェルテュだそう。
Rose de Saignee 1er Cru
PN100
ドザージュ 3
醸造には内側をエナメルでコーティングした鉄製のタンクを使用。
Cramant GC VV Millesime
Ch100
ドザージュ 2
樹齢ab50-70年の古木のブドウを使用。
*私がクラマンに惚れた一本。
Les Chemins d’Avize
Ch100
ドザージュ 2
シュマン・ダヴィーズは単一畑としてリリースしたいと以前から考えており、2009年からは他の畑のワインと分けて単独でのワイン造りを実施。
2013年2月、デゴルジュ前のボトルを試飲し、『ノンドゼ状態でもトロピカルな果実味に富み、充実したミネラル感に圧倒された』という。
初リリースとなるシュマン・ダヴィーズはかなりのレアアイテム。日本には120本のみ。
45年と55年の樹齢。500Lの木樽で自生酵母を使用して発酵・熟成を行い、翌年7月に無清澄、無濾過でボトリング。瓶内2次発酵後、3年熟成させ、ドサージュ2g/Lでデゴルジュマン。デゴルジュは2013年9月5日。
Coteaux Champenois Vertus Rouge
Coteaux Champenois Cramant Nature Grand Cru
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