【KRUG(クリュッグ)】
目次
【シャンパーニュ・クリュッグ(KRUG)】
概要
1843年創業。
比類なきシャンパーニュメゾン。
それぞれの区画が持つ個性を重視し、収穫されたブドウを区画ごとに異なる樽で熟成させた後、芸術ともいわれるアッサンブラージュによってワインがブレンドされる。7年以上もの長く静かな熟成を経て、独特の深く複雑な味わいが生まれる。
型にはまらないこと、妥協しないこと、細部までのこだわり、職人技、希少性とその情熱により、KRUGはオートクチュールの世界に属しているとも言われる。
現在、6代目当主、Olivier Krug氏。
継承するのは、伝統、信念、技術、そして情熱。
場所
5 rue Cocquebert 51100 Reims
(↑左、アンバサダーの盾。 右、2015KRUGチーム。)
Cuvée
GRANDE CUVEE
KRUGのフラッグシップ。マルチヴィンテージ。
ヴィンテージという概念そのものを超越したプレステージキュヴェ。
様々な風味が見事に溶け合った素晴らしい味わい、まるで一つのハーモニーを一斉に奏でるフルオーケストラのようなシャンパーニュ。
誰にも真似の出来ないKRUGの哲学の原点を楽しむ事ができる。
ファーストリリースは1978年。
・5th generation 2011~
・4th generation 2004~2010
・3rd generation 1994~2004
・2nd generation 1980~1994
・1st generation 1978 1979~1980
「天候の違いに左右されることがない最高品質、最高の味のシャンパーニュを毎年造る」ことは、創立者Joseph Krug氏の夢だったという。
*KRUG GRANDE CUVEEは私にとって、まさに運命のシャンパーニュです。
(↑左、右から1st~5st。 右、左から1st~5st。2016.8抜栓)
KRUG ROSE
淡いピンクゴールドのグラスに立ち上がるきめ細やかで繊細な色。
力強さとエレガンスを備えたKrugならではの贅沢なロゼシャンパーニュ。
官能的で大胆、そして予想を裏切る究極な味わいはGrande Cuveeと同じ創造の精神が詰まっており、ヴィンテージの概念を超越している。
果皮発酵した表情豊かなピノノワールのヴィンテージワインをブレンドし、最低でも5年間セラーで寝かせることでスッキリと辛口でありながら、この上もなく優雅な芳香と個性溢れる豊かなコクのある味わいになっている。
1983年誕生(1976年の葡萄)。
*私は熟成したKRUG Roseが大好きです。
このシャンパーニュと出会って、ロゼの熟成を研究するようになりました。
美しく熟成したKRUG Roseはまさに私の理想の女性像です。
(↑左、紅白KRUG in 銀座GRANDE CUVEE。 右、KRUG CEO マギーとパリで。)
KRUG Vintage
Krug Vintageは特定の収穫年を表現するため、全てのヴィンテージが異なって造られている。
KRUGの視点でとらえた、ある特定の収穫年のストーリー。
それぞれの年の特徴を表現するように製造している。
KRUGがその年を表現するために作曲した音楽ともいえる。
最低10年以上の熟成。
KRUG Collection
ごく限られた本数のKRUG Vintageが理想的な条件の下で保存されている。
じっくりと長い時間をかけて熟成することで、シャンパーニュに新しい側面が開花し、2度目のリリースを待ち続けている。
時を称え、このシャンパーニュの新たな様相が現れる2度目のステージ。
こうしてKRUG VintageからKRUG Collectionへと昇華される。
見事に調和した豪華なフレーヴァー、永遠に続くかのような余韻、美しい熟成香を讃えながらもフレッシュな魅力をも持ち合わせているという、お手本にしたいような大人のシャンパーニュ。時に人生観をも教えてくれる。
*Collectionはまさに時への礼賛です。
こちらを頂くときはいつも、時を飲んでいるような、自分の知らない世界を垣間見ているような、厳粛な気持ちになります。
そして、まだまだ若々しく魅力たっぷりなのを見せつけられて、何だか背筋が伸びますね^^
KRUG Clos du Mesnil
Ch100%
メニル・シュル・オジェ村に位置するおよそ1.84haほどのクロ・デ・メニルという区画から産まれる、シャルドネ100%で造られる。
Krugの純粋。
1979年がファーストヴィンテージ。もともとGRANDE CUVEEのために手に入れた畑だったが、単独で詰めたところ素晴らしいキュヴェに仕上がったため、79年ヴィンテージからラインナップに加わった。
*この畑には良い思い出しかありません。暖かい春の日差しを浴びながら、ピクニック。時には真面目にテイスティング。心が踊り出しそうな、そんなシャンパーニュです。
(↑クロ・デ・メニルでピクニックランチ。)
KRUG Clos d’Ambonnay
PN100
アンボネイ村に位置する僅か0.68haの小さな区画から産まれる、極上のピノ・ノワールを100%使って造られる。
1995年がファーストヴィンテージ。
1995、1996、1998、2000と続き、現在2002年ヴィンテージ。
*実際に立つと分かりますが、そこは何かに守られ、そして選ばれた、究極のパワースポットのような場所です。毎年、違うエネルギーを貰っているような気がします。
(↑クロ・ダンボネで6代目当主オリビエと。)
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<心に効くポイント✨>
KING(1番)であり続けること。
一流であり続けること、常に結果を出すこと、決して妥協をしないこと、誰よりも努力をし続けること、常識にとらわれないこと、ヒエラルキーを持たないこと…。
華やかで美しい、人が羨むその裏側で彼らがどんな努力をしているのか私は知っています。
そんな人たちに教わったことは限りなく、授かったものは、「誇り」。
教えはとてもシンプル。
彼らは誰かと競って1番な訳ではありません。周りの常識にとらわれず、常に自分と向き合い、自分と戦い、自分の最大限のパフォーマンスを見せてくれているのです。
それは、実は簡単そうでとても大変なこと。
それでも、誰もがトライできること。
「傑出した存在になる事によってのみ、何かを達成出来ると私は確信する」by J.K. 1838。
関連記事&訪問記 はこちらから↓↓↓↓
・2017 4①
https://grandecuvee.co.jp/blog/【krug①-偉大なる女性-x-シャンパーニュ】/
・2017 ③
https://grandecuvee.co.jp/blog/%e3%80%90krug2017%e2%91%a1%e3%80%80krug%ef%bc%9dkrug%e3%80%91/
・2015
https://grandecuvee.co.jp/blog/%e3%80%90krug%e3%80%91/
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