【ポワソンダブリル=フランスの4月~初めてのシャンパーニュVISIT⑨・季節行事編】
目次
【フランスのエイプリルフール~Poisson d’Avril(ポワソンダブリル)について】
4月
4月!!
日本では新年度がスタートします。
フランス語で4月を、Avrilといいます。
フランスの新年度は9月ですので、日本の4月とは少し意味合いが違いますが、春が訪れたワクワク感、幸福感⤴は同じだと思います。
長い冬が終わり、もうすぐ太陽いっぱいの季節がやって来る!!!!
今日は、知るとちょっと豊かになれる
4月のフランスのちょっと可愛い、
そして美味しい文化をお届けしようと思います。
フランスの4月1日
突然ですが、皆様は4月1日、“嘘”をつきますか?
規模は違いますが、世界中で親しまれている
エイプリルフール。
フランスではエイプリルフールのことを
Poisson d’Avril (ポワソンダブリル)
と言います。
フランス語で、Poissonは魚、Avrilは四月という意味で、そのまま「4月の魚」という意味となります。
Poisson d’Avril(ポワソンダブリル)
フランスのエイプリルフール。
その日に怪しい噂はもとより、ニュース、記事などをまず疑うのは常識だそうで…、
ラジオやテレビで流れる色々な情報が、どれが本当でどれが嘘か分からなくなるそうです。
また、パリの交通機関がこの日にメトロの13駅の名前を、こっそり変えたのも記憶に新しいです。
このあたりは日本とはだいぶ事情が違いますね。
とはいえ”嘘”を楽しむ文化は、規模の大きさはあっても、世界中でそんなに変わらないと思います。
フランスならではの習慣としては、
魚にちなんだ可愛いいたずら、でしょうか。
魚にちなんだ可愛いくて美味しい習慣
子供たちが魚の絵を描いたもの、魚の形に切り取ったものを、仲間の背中にこっそり張り付けて楽しむのです。
貼られた人が気付くと、「ポワソンダブリル」と叫んで笑い合います。
また、町中のパン屋さんやお菓子屋さんでは魚をかたどったパイやケーキ、チョコレートなどのスイーツがいっぱい登場します。
甘いものが得意ではなくても、見てるだけでも楽しいものです。
では、どうして魚????
どうして魚?
諸説あるのですが、
・キリスト教の肉断ちにあたるので、代わりに魚を贈る人が多かった。(4/1が新年の始まりとされていた時代、贈り物⦅食べ物⦆を交換し合う習慣があった)
・サバのことを指し、あまり利口ではなく4月になると簡単に釣れる。
・太陽が魚座(3月)から離れるので、4月の魚=嘘。
などが主な説です。
ただこれらは言い伝えで、はっきりとは分かっていません。
最後に…
基本的に嘘はいけません。
でも、年に一度くらい、誰かを笑顔にする嘘ならついても良いのかもしれませんね。
4/1は、可愛いウソと、美味しい魚と、シャンパーニュと共に過ごすのはいかがでしょうか?
新年度は笑顔でスタート!!
皆様にとっても、楽しいPoisson d’Avril となりますように。
それでは、
どうかシャンパーニュと一緒に素敵な4月をお過ごしください。
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